水草の日記

にkkkkkkっき

自分のこと。

年々自分がつまらない人間になっていっている気がする。昔はもっと自由だったな。そんな気がしてしまう。

それに、情熱が足りない。このままじゃいけない。昔は、一番になってやろう、みんなをあっと驚かしてやろうと燃えていた。だが今は、自分を、半分見限っている。

どのくらいの努力をしたらどれくらいできるかが感覚的に分かってしまった。その結果、自分は世界の大きさから比べたらあまりに小さくとるに足らない存在だと知れて、気が滅入る。そんなこと考えても仕方ないとは思う一方で、やはり気が滅入っている自分がいる。

死にものぐるいで何かやってみようか、と思えなくなってしまった。どこかいつも手を抜いている感じがする。本気になったのはいつが最後だろうか。だらだらとほとんど昨日の写しに過ぎない今日を延ばしていくだけ。その昨日は一昨日の写しである。

なんなんだろうか、自分というやつは。周りにはもっとすごいやつ、努力してるやつがいるのに。どんどん差が離されていっている。もはや変化率が小さ過ぎて、追い抜こうというやる気が起きない。そんなところまで引き離されてしまった。

高校生のときだろうか、圧倒的な才能を目にしたのは。こいつには勝てないと、次第に理解した。最初は抵抗したが、やはり勝てない。天才、なんだろうな。自分も天才に生まれたかった。努力の天才かつ、地頭でも天才。そうして、いろいろな人の尊敬を集めたかった。彼のように。羨望の眼差しを一身に受けたかった。そして、それをさも当たり前かのように、涼しげにすり抜けるのだ。彼のように。もはや、羨望の眼差しを受けることがあまり前になっているのだろう。だから、なんとも思わないのだ。だから、自分が特別とも思わないし、努力の苦味を味わいながら成長してきた人間の気持ちがわからないのだ。尊大にもならない。妙に謙虚なのが不自然なほど。

はぁ。言い尽くした感はあるな。まぁ、いいさ。自分はそのステージに立てない。はっはっは。こんなことをつぶやいてみる。でも、断ち切れない。自分も天才になりたいという思いは簡単には消えてくれない。なんでだよ。ふざけんなよ。あいつばっかり。あと、あいつも。

どうすればいいのか。自分が雑魚だから……

こんなことを気にする雑魚。雑魚の思考。

神様はどうしてこんなに残酷なんだろう。ねぇ、教えて下さいよ。はぁ。ただの愚痴です。

もういや。弱音しか吐けないんだよ。やる気も出ないし。何者にもなれないのか。この世に生まれて。チャンスは一応あることにはなってる。それなのに。諦めたく、ないのに。

自分は弱すぎる。魚へんに弱いでイワシなら、人べんに弱いで自分だ。

なんてな。つまらないね。消えたほうがいいね。